heart

静寂

疲れた。いつもと違う日は苦手。 毎日同じように何の変哲も無く静かに過ごしていたい。 見えないけれど存在する空気のように。 誰にも忘れられているくらいでほっとする。 はてなの☆は好きだな。 静かなところが。

断捨離

別に反発しているわけじゃない。一つの考え方だ。これをやって生活が変わったと喜んでいる人もいるし、そういう人には必要な考え方で似合っているのだろう。 でも私は興味無い。自分なりの物との付き合い方があるし、それに支えられて生きている。 もともと…

旅の終わり

旅の始まりは複雑。終わりは? 旅の終わりっていつだろう。たぶん、思い出に心が少しも動かなくなったとき。 あるいは思い出しもしなくなったとき。記憶が脳裏に息づく限り、今日も旅は続いている。 あの日の空もあの日の風も。

駿河湾未だ波高し

心静かに穏やかに優しく柔和に。実際は常に尖っている。 感性と情念に翻弄されて。 たぶん三十年後も同じだろう。 三十年前もそうだった。

花いっぱいの枝を見上げて

数年前に祖母が他界した。あまり悲しいとは思わなかった。そうかやっぱりこの人も死ぬんだと不思議な気持ちだった。彼女は100歳を超える高齢で、90歳を過ぎてからも片道2kmを歩いて往復し図書館へ本を借りに行くほどの元気さだったから、いつまでも生きてい…

嵐の日

垂れ込めた黒い雲 辺りを満たす大気の猛り 大地を鳴らす雨の轟そんな日にはマーラーを聞く 交響曲第5番嬰ハ短調 人生の嵐が吹きすさぶ時は共鳴しやすいのか、荒れ狂う空に慰められる。

泡沫

そうね。 嘘ばかり言ってたら、たまに混ぜた真実も嘘っぽい。 本音なんて誰かに分かってもらう必要も無いけれど、 でも吐露して楽になるならそれもいい。 それならいっそ嘘にまみれて生きてみる? 嘘と本音の境界なんてどうせうたかたのようなもの。

何もかも嘘

昨日も今日も 好きだったことも嫌いだったことも 愛したことも愛されたことも 憎んだことも疎まれたことも 明日も明後日も みんなみんな 楽しかったことも嬉しかったことも 悲しかったことも落胆したことも 夢みたことも望んだことも いいのいいの嘘よ嘘 真…

身の丈

誠に残念ながら、何につけても「好き」と「似合う」は一致しない。 そして、似合う何かを好きになることはそれなり高確率で可能だが、「似合わない」を理由に「好き」を止めるのは難しい。 仕方ないので諦めて、好きな対象には枯れるまで愛情を注ぎ込むこと…

おやすみ

最終回はお別れが多くて寂しい。さよならするのは苦手。 さよならしない夢を。

花影

ネットの中で知っている顔を知らないはずのひとが夢の中に現れることがある。目が覚めた時、あぁあのひとだった、と思う。そして、わたしは気にしていたのだな、と。 久し振りに彼女の言葉を読むことができて嬉しかった。今日も雪が降りしきる北の地に、早く…

遠きにありて

俵山峠から。 今頃は帰っているつもりだったのだけど。 …などと未練がましく言うのは何だか不謹慎な気がする。だが、あれこれ理屈を並べてみても、結局自分にわかるのは自分の想いだけ。時にはそれすらわからない。 想像力を働かせるなら、私がどこにいよう…

ネットの海は広大だわ

昨日は,外出先において foursquareで近くにいる友人を把握しちょっと会いに行って挨拶をするというリア充的なことを初めてやれて嬉しかった。でも「一緒に珈琲でも如何?」などと言い出す勇気は無くすぐに退散してしまったのだった。あぅあぅ。 新しいウェ…

I believe in love.

ツンデレとかツンしゅんとか萌え要素らしいが、私はそんな可愛いものとはほど遠く、ツンツンだと言われる。 えー、そんなに怖いの? まぁ、デレるのはかなり難しい。人に上手に甘えたりできる人っていいな。かわいい。そんなひとなら、きっと仲良くなりたい…

Yesterday

“都落ち”をためらうオッサンと“地元志向”の若者の意外な共通点 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120313/229785/?P=1 「意外」かな? 古今東西変わらぬ命題な気がする。故郷で愛する山河を愛でて過ごすか,都で一旗揚げて故郷へ錦を飾るか。…

三人姉妹

チェーホフではなくて,私が,ね。 妹が二人もいてよかったと,今日ほど思った日はなかった。親が高齢者になるというのは大変なことだ。この先,妹の存在を心強く思う機会がもっと増えるのだろう。 ところで,チェーホフの『桜の園・三人姉妹』はいつか読み…

お役御免

はげはげだったし当然なのだが、このお椀、とうとう引導を渡されてしまった。 独り暮らしを始めるとき、近くのスーパーで一つ100円で買ってきて30年。減価償却どころの騒ぎではない。引退できて彼らもホッとしているのかもしれない。 しかしだなぁ、30年間。…

旅情

旅の始まりはいつも複雑だ。 長い間あたためて待っていた時間が始まってしまったという、ちょっと残念な気持ち。あたためてきた時間を裏切らないで過ごせるだろうかという不安。知らない風景に出会う期待。 不安を振り払いたくて、残念な気持ちを追い払いた…

トーキョー・ダンジョン

ダイアリーにもちょっと書いたが、今日は渋谷駅で銀座線の乗り場を見つけられず大変疲れた。どうせ表参道で千代田線に乗り換えるのだからすぐさま見つかった半蔵門線に乗ればよかったのだが、何となく出かける前から銀座線に乗ろうと思っていたので、東京を…

料理とは

「見極め見定めることにある」 ― 髏々宮カルタ 深いよこれ。確かにそうだわ。 昨日餃子がギョウザの皮と挽肉の炒め物になってしまったのは、ひたすら餃子のパッケージに書いてあった「焼き方」に書いてあるとおりにと頑張った結果で、自分で何一つ見極め見定…

お料理嫌い

餃子を焼きたいだけだったのに、餃子の皮と挽肉の炒め物になってしまった。まぁいつものこと。 ほんと料理って嫌い。慣れとか何とか言って慰めてくださる方が多いけれど、私は既に30年自炊していてこれなのだから、これ以上慣れないと思う。料理であれこれイ…

ひねくれているもので

生まれてこの方バレンタインデーとは無縁。 理系で紅一点なことが多かったので面倒で無視していたこともあるが、そもそも物をプレゼントしたりお返しを貰ったりみたいなことに苦痛を感じる質なものでこのイベントは私に似合わないのだと思う。 会社員時代も…

ウイスキー・グラス

ここ一年ほど、シングルモルトをストレートでちびちび飲む時に使う小さめのグラスを捜している。高くても安くてもいいから気に入った大きさと形のをと思っているのだが、なかなか見つからない。 こんなに物が満ちあふれているのに、本当に気に入るもの、一目…

私が持っているもの

ずっとモヤモヤ、むしゃくしゃしている。高校の頃に所属していたクラブのことで。 学校の設備であった天体望遠鏡が古くなって使えないらしい。だからOBでお金を出して買ってあげましょうと寄付の要請。なにそれ?と思った。ちなみに県立高校である。学校の…

初音ミク

ラジオから初音ミクの曲が流れていた。 『えれくとりっく・えんじぇぅ』、2007年秋、ごく初期の名曲。 あぁ、ミクの曲がラジオから聞こえる時代になったんだ。感慨と寂しさ。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1249071 初音ミク。彼女のことは発売前から追っ…

溜息はここだけで

なんかいろいろおちこむ。

ルイーズの星

一昨日ハイクの「ドール部」にアップした写真。何故かすごく沢山星を頂いた。 別にいつもより頑張って撮った写真でもないので沢山星を頂けた理由はわからないのだが、実は私にとって特別なドールだったので、それを知らない方々から星を頂けたことがこの子へ…

似ている

鳥類が獣脚類の恐竜を起源とする云々という話など思い出すこともないのだが、ついつい恐竜と鳥を並べて飾ってしまう。何だか形が似ていて可愛いし。 この恐竜のキーホルダーとはもう20年来のつきあい。 大阪に住んでいた頃、京阪京橋駅でJRに乗り換えようと…

切り花は苦手

シクラメンって本当に篝火みたいとか書いていたら、シクラメンが届いた。白い花なので篝火には見えないが、白い炎というのも意外にカッコイイかもしれない。スケールにリカちゃんを置いてみたが、かなり立派な鉢だ。 毎年とある記念日にとある組織から自動的…

篝火花

シクラメンを見るとこの別称を思い出す。 見事としか言いようのない命名だと思う。