2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

遠い日は黄昏の向こう

正解があれば楽なのに。 何もかもが相反していながら間違っているわけでもない。 そんな世界を生きていくのは難しすぎる。 昔は解決の手段になり得ると思っていた議論。 それが解の近似値に近づく作業になるだろうという希望も、今は持てない。 議論は時に、…

風は地球を巡り

風が強い。冬場の雲の無い空と強い風のコンビネーションは、初めて経験した19歳の私にとって異質すぎた。来る日も来る日も続く晴天。弱っている日は暗い色の雲が見たくて気が狂いそうだった。東海道の冬。今はもう慣れた太平洋側の冬。 風の音は似ているかも…

月の光に凍える夜は

誤解されても濡れ衣を着せられても、黙っていることが増えてきた。心が広くなったわけではない。内心は穏やかではない。ただ自己弁護にエネルギーを使うことが面倒になってきた。誤解されようがされまいが、大抵のことはその場限り我慢すればそれで終わる。…

星よ凍りつくがいい

どんな事象もどんな状態も 始まって存在するからには終わるのだと 分かりきっていても日々それを見続けるには 心を冷やし感覚を麻痺させねばならない。 君は去ってゆくだろう。