2013-04-10 往きて無数の春に poem 時は止まったままなのに 心はすくんだままなのに 黄色い花が風に揺れ 茶色い小鳥が空を舞い 緑の風が髪を撫で 美しさが哀しくて 煌めきが寂しくて 思い知るのだ 消えやしない君の面影 花影に消えた君は幻だったのか。