酒屋さん (2)

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 以前雪の日の風景を載せた酒屋さんの、晴れた日の夕暮れ。


 赤ワインにゅっと。
 こんな酒屋さんでお店の人と楽しく会話しながら買ってきた素敵なキャンティとかだと良いのだけど、それとはほど遠く、ディスカウントストアで3L@1,480円のカルロロッシ(カリフォルニアの赤ワイン)が私の常飲。これくらい安いのでないと水のように気楽に飲めないもの。
 困ったことに、あるいは素敵なことに、九州と東北の血を半分ずつ受け継いでいる者が期待される程度にはアルコールを分解できるため、3Lなんてそれほど苦労せずに飲んでしまう。

 アルコールを飲めるかどうかには確かに地域差がある。東海・関西に住んでいた頃、弱い人が多いのに驚いた。私はどこへ行ってもすごく強い人扱いで酷く遺憾だったものだ。だって九州へ帰れば別に普通なのに? 秋田の母の実家へ行くとむしろみんな私より強い。アセトアルデヒド分解酵素活性型遺伝子を両親から受け継いだ人の割合によると、酒に強い人は北海道・東北・関東・九州に偏っていて、私が「弱い人ばかり!」と驚いた静岡・愛知・京都・大阪は本当に分解できる人が少ない地域だった。


 それにしても、飲めるというのは楽しいことには違いないけれど、経済的とは言いがたい。飲めない人が近くにいるときは良いのだけど、一人だと幾らでも飲んでしまって。