2014/06/19 23:57:50

140619-131609
 人が通らない道を選んで,沢の音と風の音と鳥の声を聞きながら,ただひたすら一人で歩く。私にはこの時間が必要。私は一人で歩かなければならない。たぶん私の人生は一人で歩むようにできているから。人が嫌いなわけじゃない。人間という存在を愛おしいと思う。でもダメなのだ。私は一人の時間を沢山作らないと誰かを愛することもできなくなる。人に優しい気持ちを抱くこともできなくなる。本当はとても寂しいのに,いつも誰か横にいてほしいという気持ちだって間違いなく持っているのに,一人にならなければならない。人に近づく方法がわからない。山の中を一人で歩いているとこんなにも平穏な心が保てるのに。
 ただひたすら歩く。歩く。歩く。そして何故このまま風になれないのかと不思議に思う。何故このまま自然の中に同化してしまえないのかと不思議に思う。私はどうして人間の姿をしているのだろう。何か意味があるの?何故。幾つになってもばかみたいに中二病から抜けられない。現実の同世代の友人たち,かつて友人だったひとたちからは確実に遠く離れてしまった。私の船は大洋の真ん中に,或いは虚空のただ中に漂っている。CQ…CQ?…私の言葉が通じる船は,通信できる船は?
 歩く歩く,歩いて行く。風の中を木々のさざめきを聞きながら。緑色に溶け込みながら,いつか帰る場所はどこにあるのだろうと思いながら。私は寂しい。でも風の中にいることを何よりも愛している。
by SnowyYuki 2014/06/19 20:00:31
 

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あるこーるというものはやさしいんですよ。こまったことにね。
by SnowyYuki 2014/06/19 22:46:00
 

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ねぇわすれないでください。いまのきもちを。
どうしてあなたは
よくじつになるとみんなわすれてしまうの。
せかいがいろをうしなうほどくるしんだことまで?
by SnowyYuki 2014/06/19 23:57:50
 

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