カレンダーの表紙って可哀相

 たまには自分で好みのカレンダーを買ってみたいと思うものの、例年あちらこちらから貰ってしまうため、カレンダーを自分で買う機会は巡ってこない。
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 待機する来年のカレンダーたち。
 例年この時期心を痛めてしまうのは、このひとたちの表紙のこと。たぶんみんな、そのカレンダーを代表するようなデザインになっているはず。制作者は色々と検討して表紙を決めたはず。なのに、表紙はゆっくり見られることなく新年になるとはぎ取られてしまう。他のページは1ヶ月とか2ヶ月とか毎日見てもらえるというのに、不公平ではないか。
 かといって、家の中でカレンダーをかけられるスペースなどそう多くない。そこには大晦日まで今年のカレンダーがかかっていて、新しいカレンダーの表紙を飾ってあげることはできない。それが何だか悲しくて、いつも新年になって新しいカレンダーをめくるとき、「表紙さん御免なさい」と心の中で謝っている。