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六月の雪

六月の雪 記憶庫です。 記録庫 → http://d.hatena.ne.jp/Snowowl/

poem

雨の朝

少しだけ懐かしい 朝の匂いは春を告げ 少しだけ暖かい 雨のリズムは時を告げ 目覚めたわたしは 今日の生に想いをはせつ 目覚めぬわたしは 逝った春を彷徨い歩く 幾許時を重ねても 同じ優しさ雨の音

木々のように空のように

姿が変わっても 色が変わっても 時が移っても 場所が移っても いつもここにいる 必ず私はここにいる だから 安心して忘れてね ここにいる 何があっても

春の風が吹いて

春風はたぶんあなたの歌声だ 優しく吹いて 華やかに戯れて 空へ空へ消えてゆく 4月4日はキャンディーズが解散した日。 4月8日はスーちゃんが生まれた日。 4月21日はスーちゃんが逝った日。 4月の空にはキャンディーズがひびく。 3人の綺麗なおねえさん、眩し…

月影歩行

君と最後に歩いた夜は 風あたたかい弥生の終わり これっきりだとわかっていたから バス停一つ余計に歩いた君と最後に歩いた道は 月影明るい慣れた道 涙は殺し楽しく歩いた君と最後に待ってたバスは 定刻ぴったりやって来た 君は笑顔でじゃあまた 私も笑顔で…

頑なに咲いていた

拡声器のアジテーション 誰もいない講義室君は独り座って前を見ていた 背筋を伸ばし怒ったようにその横顔にわけもなく嫉妬した 安保の残り香くすぶるキャンパスで

この街角で

確かに貴女はここにいた ここにいたわたしのレンズは寂しくて ひたすら残照を追いかける貴女の貴女の貴女の

ほんとうは寂しい だから独りでいよう

蒸散

心を風に 風にさらす想いは空へ 空へとばす寂しさも 切なさも忘却の掌へ

邂逅

わかっていましたたまたま居合わせた 時と場所の交差点知っていましたただ少し期待したのです 逆らえるかもしれないと

あのときも あのときも

こんなにも確かなのに こんなにも愛おしいのに

今は昔の夏の夢

遠い遠いあの頃のこと 空と雲と草原と 笑顔笑顔たくさんの絹のような陽光に 輝く未来は儚げで 壊れぬことだけ願ってた

夜空は心のみちしるべ

地球がまわる 時の行方を感じるよ時空を超えて あの日の君が見えてくる

ノスタルジア

知らない風景。 だけど知っていた時代。

いつかどこかの世界の果てで

ちょっとしたメモ

夕暮れは雲のはたてにものぞ思ふ あまつ空なる人を恋ふとて (詠み人知らず 『古今和歌集11恋歌1』484)高校生の頃から大好きな和歌。

余光

忘れた頃に夢を見る 忘れた筈の眼差しを 果てぬ想い彷徨いて 届かぬ光追い求む 夢の中は切なくて 目覚めることも寂しくて

ハミングの小径

留まることはかなわない。 通り過ぎ、わたしは過去になる。 だが憶えていてほしい。 草よ木よ風よ、 わたしがここを歩いたということを。

積分

たくさんたくさん要るのです 想い出が溢れるほどの想い出が 溺れるほどの想い出がそうすれば いつか一人になっても耐えられるきっと だから また突然の友人の訃報。 30年前に貴方がくれた小さな匂い袋は、 まだ私の引き出しに入っています。 さようなら。 さ…

宵待草の咲く丘で

帰りたい 帰りたい 帰りたい 空は続く どこまでも続くのに 翼がないの

現世の果てで

赤紫の時を今日も待つ暮六つの空よ 会わせてはくれぬのか逢魔が時というのなら 時空を繋いでくれぬのか亡霊でもいい あやかしでもいいいまひと度の逢瀬を下さい September 23, 2010

go back into the eviening twilight

please stay here my dear night only in my dream I can live December 11, 2010

雑踏

人ごみが好き 孤独にやさしいから September 19, 2010

家路

とぼとぼ歩いた戻れぬ道を 道連れは足もと長い影法師オレンジ色の夕闇が やさしく肩からこぼれていった November 25, 2010

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